受刑者処遇法が成立 これについて少し。私的には、賛成半分、反対半分です。
私の所属していた施設は、Y級だったので比較的若く、それが故に人を殴った、金を脅し取ったというのが多く、道筋を付ければ戻れるかな?と思う者もいました。
ただ、日本の司法は行刑に対する不信感からかなりのセーフティ網を張っており、実際に入所するというのはなかなかないのです。若ければ少年法、そうでなくても示談などを理由に執行猶予など。公訴された人間のうち、入ってくるのは1/20程度なのです。つまり、エリート的な悪が入ってくるわけです。
実は今のシステムでも願出や情願などがあります。しかし、実際に使うのはごく少数です。職員も人間なので、不便だなと考え、さらに規則で可能な限りは叶えようという暗黙知があるからです。どうしても…という場合は、特別許可などの形で運用しています。それを超えて、何か訴えるというのはよほどの場合か、それを利用する人間が例外的な場合だと思います。つまり、実際にこれらを多用するのは後者の人間だと言うことです。
勤務していたときに一番気分的に嫌な時はこういう人間に当たったときです。外では相手を人間とも思わず、自分の感情で殺して、ゴミのように捨てておきながら、自分が実際に少しでも悪いと思うと、これらのシステムを乱用する。私には人権があるんだ!と言って。
自分の子供や身内を殺されて、こういうことを平然と言う輩がいるのが刑務所と言うところです。議員や人権団体と呼ばれる人たちはこのことを全く理解していないでしょう。もし、そういう目に遭ったとき、同じことを言うのなら私も賛同しましょう。しかし、恐らくやらないでしょう。
少数の者の言動を取って、大半の人間を押さえつけるのはよくありません。ただ、実情を知りもしないで、勝手にシステムをいじくり回すのはどうかと考えます。
リアクションというのは、アクションに対する反応なのですから…。